東洋医学的「脾」と「胃」

2022.01.13

こんばんは!

東京の荒川区東尾久にある ふくろう針灸院 併設 整体ふくろうです!

 

今日は東洋医学の「脾」「胃」について書いていきます。

各臓腑については気になる方はこちらもお読みください。
東洋医学の「五臓(と六腑)」

 

東洋医学的な「脾」

東洋医学では「脾」は運化の中枢と言われ、「倉廩の官(そうりんのかん):[飲食物を受け入れて消化する所]」と呼ばれています。

飲食物の中の精(栄養物質)を取り出す「化」の働き、取り出した栄養物質を全身を運搬する「運」の働きがあります。併せて、体液(東洋医学で言われる、津液)の運搬、血液の統轄調整も行っています。

脾は全身に栄養を運んでいることもあり、肌(東洋医学的には肌肉:きにく)と関係が深く健康状態は、口唇に現れやすいといわれています。
良い状態の時にはいきいきとして美しく、光沢があります。悪い状態の時は青白くなりつやがなくなります。

 

脾の働きが落ちるということは、痩せる、むくむ、血色が悪くなる、出血傾向、(慢性の血便、女性では月経過多、子宮出血)お腹の張り(腹部膨満感)、お腹が鳴る(腹鳴)、下痢、消化不良、食欲不振、四肢脱力など、このような不調が表れた時には「脾」の不調を疑います。

 

東洋医学的な「胃」

東洋医学的な「胃」は、脾と同様に「倉廩の官(そうりんのかん)」と呼ばれています。「水穀の海」とも呼ばれ、飲食物の集まるところとされています。

そして胃と脾は表裏の関係にあります。

胃は主に消化をつかさどります
脾は主に胃で消化された栄養素を取り出し全身に運びます。

お互いにそれぞれの働きはしているが大きく役割分担をしているので、一方の不調はもう一方にも影響を及ぼす相互依存の関係になっています。

脾が輸送しないと、胃の消化作用が機能しなくなり、
胃が消化しなければ、脾は運化機能は働かなくなります。

胃強脾弱…胃の働きは良いが、脾の働きが悪い。胃より送られてきたものが滞り食欲はあるが消化は悪くなる。
胃弱脾強…胃の働きが悪く、食物の消化が良くない。しかし、脾の働きはよいので結果として栄養不足(精の不足)になり、空腹感はあるが食が進まない。

 

身体の活動に必要な栄養は必ず胃の消化作用を経て脾で生成されます。そのため、胃と脾の機能どちらかでも異常があると他の臓腑(内臓)の働きに影響をして、他の所にも不調が表れてしまいます。

身体の調子が悪い時、元気のない時に、お腹の調子を整え食べ物をしっかりと食べて吸収でき様にすることが、身体の調子を改善させる一歩となります。

 

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