こんばんは!
東京の荒川区東尾久にある ふくろう針灸院 併設 整体ふくろうです!
今日は、肩こりを東洋医学的にどう考えているか、を書いていこうと思います。
肩こりの定義は「日本整形外科学会」ではこう書かれています。
首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。
上記のように一般的な「肩」だけではなく、背中や首も「肩こり」としてまとめられています。
症状が肩の上の部分だとしても筋肉の関連性を見ると他の部分も関係しているので、施術の際には一部分だけではなく他の部位も施術することが必要だと考えます。
そもそも、東洋医学には「肩こり」という考え方はありません。
ですが、肩こりの状態(どんな凝り、痛みの感じか)、どうすると悪化したり楽になるか、他に症状があるか、ということなどから身体の中のバランス(五臓六腑のバランス)をみて施術することが可能です。
気、血の流れが悪くなり、それが五臓の働きを悪くしてしまい、結果、肩こりとして症状が出ると考えられています。
中でも「肝」に絡んだ不調として考える事が多いです。
肝は、眼や筋肉と関わり合いが深いため、眼の疲れ、筋疲労などから肝に影響を及ぼしていると思われます。
どういったことが原因かを探り、全体のバランスを整える施術することによって、身体の辛さにアプローチ出来るのが東洋医学です。
東洋医学の五臓六腑についてのブログはこちら
→東洋医学の五臓(と六腑)
パソコンやスマートフォンの普及により、眼の疲れ、不良姿勢、筋疲労などで肩こりが増えていると感じます。
今の社会では、一種の現代病なのかもしれませんね。
肩こりに悩んでいる方は一度鍼灸施術も試してみて下さい。
肩こり以外にも、お身体の気になる症状・不調などがございましたら、お気軽にご相談ください ^^
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