陽虚症 末端冷え性の方にお勧めしたいツボと食べ物

2022.12.05

こんにちは!

東京の荒川区東尾久にある ふくろう針灸院 併設 整体ふくろうです!

今回は、院の外看板にも記載しました「陽虚症」について少し詳しく書いていきます。

この陽虚ですが、かなりの方が秋ごろから症状として出ています。

実は、私の娘も最近この症状になり、急に元気がなくなり、食欲不振から体重が減少し、胸と背中が痛いと言い床に就くことが多くなりました。学校は休みがちになり、行っても早退することがしばしばになりました。

病気を疑い、消化器科での胃カメラ、循環器科での診察を致しましたが問題がなく、循環器科の先生のご紹介で心療内科にも行きましたが、問題ないという結果でした。

結局、それらの結果を踏まえて、たどり着いたのがこれからご紹介する「陽虚症」という状態です。

他人に気遣いが多く、頑張る性格の方は、氣を消耗した結果、陽虚に転じることが多くなります。

 

陽虚証

身体の氣・血・水の流れが停滞し、身体を温める力が低下、その結果として身体が冷えることを陽虚といいます。「陽虚証」はそのような状態に身体がなっていることを言います。身体が冷えないためにどのようにすればいいのか、原因・タイプ別の症状・対策・アドバイスを含めて、今回はお伝えしたいと思います。

 

「原因」

は以下のことが考えられます。

1⃣ 慢性的に気を消費して氣虚になり、悪化したことによって陽虚に転じた。
2⃣ 慢性的な不調が陽の氣を抑えている(傷めている)。
3⃣ 体質が虚弱先天的に腎精力が不足している
4⃣ 加齢による内臓機能の低下
5⃣ 労働のやり過ぎによる陽気の消耗
6⃣ 外気の冷え冷たい食べ物甘い物の取りすぎ

 

「タイプ別の症状」

全体的な陽虚の主な症状

身体の冷え(特に四肢末端) 元気を出そうにも出ない 食欲不振 倦怠感 むくみ 抜け毛が増える 暖かい物を好むようになる 頻尿 脈がゆっくりで触れにくい 不整脈 下の色が淡い 顔が白い 舌が厚ぼったい 舌のふちに歯形が付く(歯痕舌:しこんぜつ) 下痢しやすい(特に朝方) 腰痛 関節痛

 

1⃣ 心陽虚タイプ

原因 体質 食生活の乱れ 労働のし過ぎ(特に目の使い過ぎ) 慢性病

症状 上記の全体的な症状の他に胸や背中が痛くなります。 これは血を循環させる力が弱まる為、心臓が無理に働こうとするので、動悸や胸苦しさ、息切れ、不整脈が表れて、心臓の近くにある筋肉や神経に負担が掛かる為です。そうなると、身体は上半身(首から肩・背中)に氣が集まり、上実下虚(じょうじつかきょ)の状態になり、冷えのぼせ(下半身は冷えて、上半身がのぼせる)の様な状態になります。ですから、上半身は汗をかいているのに、下半身は冷えている状態になるわけです。

ツボ 神門 大陵 内関を良く温める

 

2⃣ 脾陽虚タイプ

原因 体質 食生活の乱れ(特に暴飲暴食) 労働のし過ぎ 慢性病

症状 上記の全体的な症状の他に食欲減少 お腹が張っていたい むくみ 下痢 おりもの

ツボ 中脘 氣海 天枢 を良く温める

 

3⃣ 腎陽虚タイプ

原因 体質 生活の乱れ(特に不眠) 老化 慢性病

症状 上記の全体的な症状の他にめまい・むくみ 小便が無色透明 下痢

ツボ 湧泉 氣海 復溜 を良く温める

 

4⃣ 衝脈・任脈虚寒タイプ

原因 もともと身体をあたためる力が不足している体質 過度な性生活 若年での出産 出産過多など

症状 上記の全体的な症状の他に月経後半~終了後に下腹部痛 普段から下腹部や腰が冷える

ツボ 三陰交 血海 関元 を良く温める

 

「陽」を補う食品と「内臓」を温める食品

身体を温めるには、内側からも外側からも温める必要があります。
陽虚は身体を温める元々のエネルギーが不足している状態ですので、身体を休めることも重要です。

食べもでは、陽を補う食品として、動物性たんぱく質(特に羊・鹿肉は強く補陽につながります)・エビ・イワナなど
臓腑を温める食品として、ピーマン・シナモン・黒砂糖・根菜類・アジ・鮭などがあります。

 

上記の他で、私が一番にお勧めしたいものは「ヒハツ」という香辛料です。

ヒハツとはコショウ科に属する植物になります。ロングペッパー、ナガコショウ、ピパーチなど別の呼び方があります。コショウとよく似ており、コショウと同じようにピリッとした辛みがありますが、香りはコショウのような強い刺激は少ないですが、、独特のスパイシーな香りがしますので、お子様はにおいが苦手なことがあるかもしれません。

この香辛料は、1日に小さじ半分ほど、つまり1gほどを温かい飲み物やお料理に加えて頂くことで、ショウガや胡椒よりも身体を温める効果が高いと言われています。

また、ヒハツは身体を温めるだけでなく毛細血管や血圧にもよい効能をもたらすといわれています。
それは、ヒハツには、ピペリンと呼ばれる成分が含まれており、胃を健康に保つ・血圧を安定させる・血管を健全に保つ効果があるからです。

しかし、摂取には注意点もあります。

上記の過剰摂取は胃痛にもつながりますので、必ず小さじ半分ぐらいが良いです。
また、妊娠中・授乳中は摂取をやめた方が無難であると言われています。

 

正しく摂取して、内臓(身体の内側)から温めて、お灸やカイロなどで身体の外側から温めると、陽を補い、冷え性に困らない冬を過ごせると思います。

 

どうぞ日々の生活にご活用下さいね。

 

ちなみに、うちの娘はヒハツは嫌がりましたが、鍼灸施術で無事に陽虚証が回復し、現在は元気に生活をしています。^^
早めの施術が効果的です。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。^^

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