暑い時期が長かった後の冬に出る症状について

2025.11.15

🦉こんにちは!ふくろう針灸院です🦉

秋が深まり、日によっては冬さながらの寒さを迎えておりますが、皆様体調はいかがでしょうか?

今回は少し長くなりますが、暑い時期が長かった今年こそ身体に出やすい症状をお伝えしたいと思います!

ご自身のお身体の調子と併せてご一読ください。

 

早速ですが、今年の様に夏場の暑さが長く続いてからの急な気候変動があった場合は、

 

☑「動悸」

 

☑「息切れ」

 

☑「めまい」

 

☑「不安感」

 

☑「体に力が入らない」

 

等の症状が出やすくなります。

 

これは、暑い時期に汗で体内の水分を消耗し、水分が無くなることで身体を流れる「血」が欠乏し、やがては元気の源である「気」が減ることで「気虚」(気のエネルギー不足)をもたらす結果であると考えます。

 

気が使われると、後天の気(体外から取り込む気)を得るために肺(空「気」→天の気)や胃(食べ物を溶かして作られる気→地の気)から気を得ようとしますが、肺の機能や胃の機能が落ちていると取り込んで真気(元気)を作ることができません。

 

特にデスクワークの多い方は、座っている時間が長いと消化器系(脾胃)が弱くなります。脾胃が弱くなると脾胃が栄養を与えている肺と大腸に影響が出ます。ですから、余計に真気(元気)不足になります。

 

そうなると先天の気(体内に授かった気→腎臓に蔵されている気)を使うことになります。これを使い始めると腎気が減るので、前述の症状に加えて

 

☑ 「首の後ろの筋肉が張る感じがする」

 

☑ 「血圧が高くなる」

 

☑ 「耳鳴り」

 

☑ 「難聴」

 

☑ 「脱毛」

 

☑ 「白髪が増える」

 

☑ 「足腰が弱くなる」

 

☑ 「手足の冷え性」

 

☑ 「月経困難」

 

☑ 「やる気が出ない」

 

☑ 「目を開けているのがつらい」

 

☑ 「寝ても疲れが取れない」

 

☑ 「頻尿」

 

等が出やすくなります。

これらは身体が病気になる前に知らせてくれるサインであり「未病」と呼ばれる不定愁訴(身体への明らかな異常が無いにも関わらず、さまざまな症状を訴える状態)です。

 

また、肺や大腸が弱るので風邪なども引きやすくなります。

首の後ろには風邪のツボが並んでいます。(ツボ名の下の文章をクリックするとツボの位置が分かるサイトに画面が変わります

 

🏺「風池(ふうち)」

風池 ふうち|ツボの場所と効果|ツボネット 鍼灸の症例が検索できるツボ辞典

 

🏺「風門(ふうもん)」

<風門 ふうもん:BL12>ツボの場所・症状|

 

🏺「大杼(だいじょ)」

<大杼 だいじょ:BL11>ツボの場所・症状|

 

🏺「肺兪(はいゆ)」

肺兪 はいゆ|ツボの場所と効果|ツボネット 鍼灸の症例が検索できるツボ辞典

 

等です。

 

💡 これらのツボをその日の体調に合わせて上手に刺激していく事が養生のポイントとなります 💡

※血圧が上150以上の場合や感染症で発熱している場合には上記のツボ刺激は控えてください。

 

お辛い症状や気になる事があればいつでも公式LINEにてお問い合わせください。

また、お灸の据え方、ツボの探し方や選び方など、ご自宅でのセルフケアを行っていきたい方には、パーソナルレッスンでのお灸教室もネット予約から承れます。ぜひご活用ください。

 

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