こんばんは!
東京の荒川区東尾久にある ふくろう針灸院 併設 整体ふくろうです!
今回は「経穴」の事を書いていきます。
「経穴(けいけつ)」は一般的に「ツボ」と言われているものです。
この経穴というのは全身にあり、400以上のツボがあり、お互いに連絡しあっています。
ただ、全部が繋がっているわけではありません。単独のものもあれば特定の流れがあり繋がっているものもあります。
この経穴を繋ぐ流れの事を「経脈」といいます。
経穴を繋いでいる大きな流れが十二の系統があり「(正経)十二経脈」と呼ばれ、
それとは別の流れの「奇経八脈」
そして、流れを特別にもたない単独の経穴を「奇穴(きけつ)」
と呼ばれています。
この中の十二経脈が大事なので、さらに詳しく説明していきます。
大きな経脈が十二の系統に分割されています。
手と足、陰経と陽経、という風に分けられ、それぞれの経脈に五臓六腑(正確には六臓六腑)が振り分けられています。
手の太陰肺経 → 手の陽明大腸経 → 足の陽明胃経 → 足の太陰脾経 →
手の少陰心経 → 手の太陽小腸経 → 足の太陽膀胱経 → 足の少陰腎経 →
手の厥陰心包経 → 手の少陽三焦経 → 足の少陽胆経 → 足の厥陰肝経 →(手の太陰肺経に戻る)
足の厥陰肝経に流れた後は手の太陰肺経に戻り…という風に十二の経脈を順番に流れ全身を循環していいます。
五臓六腑についてはこちら→東洋医学の五臓(と六腑)
経絡は、人体内部の五臓六腑と体表を結ぶものとされており内部の不調がある時には経絡上に現れ、そのポイントとなるのが経穴(いわゆるツボ)なのです。
そういったところを探し、施術することで身体の調子を良くしていきます。
以上で経穴の説明を終わります。
東洋医学では五行、五臓、経絡と経穴が、施術するにあたってとても重要な考え方となっています。
良ければこちらもお読みください。
→東洋医学の五行
→東洋医学の五臓(と六腑)
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