血圧(高血圧、低血圧)

2023.08.17

こんばんは!

東京の荒川区東尾久にある ふくろう針灸院 併設 整体ふくろうです!

最近は暑い日が多いですね!皆様、熱中症などにお気を付けくださいませ。

今回は「血圧」です。よく高血圧は危険!みたいな話があるので、それについても書いていきます。

 

血圧

血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の内壁を押す力のことを言います。

心臓の収縮により血液が血管(動脈)を通るときにドクンと拍動する様に、血管内の血液が瞬間的に多くなり血管内の壁を強く押し返した時を最高血圧(または、収縮期血圧)といいます。

逆に、血管内の血液が心臓が拡張し戻るときに、血管内の血液が緩やかになり血管の壁を押し返しが一番小さい時を最低血圧(拡張期血圧)といいます。

正常値は、最高血圧は120mmHg、最低血圧は80mmHgとなっています。

 

血圧が高いと良くない?

高血圧症の基準となる値のように高くなると、心臓や血管に対しての負担が大きくなり傷つける事となってしまいます。

その結果、心臓への負担が大きくなることで心肥大の危険性、血管への負担により血管壁は分厚くなったり、硬くなってしまい動脈硬化を引き起こしてしまいます。

心肥大や動脈硬化がほかの循環器の障害を引き起こす原因となり、脳出血、脳梗塞、大動脈瘤、心筋梗塞、腎臓病などの病気のリスクが高くなります。

 

高血圧症

最高血圧/最低血圧が、140mmHg以上/90mmHg以上の場合が慢性的に続いている場合には高血圧と言われます。

日常生活を過ごしている時にも血圧の変動は見られます。食事、排泄、運動、会話、咳、くしゃみ…などちょっとしたことでも変化しています。

血圧が高いと感じた時には、定期的に測定をして慢性的に血圧が高いのか、測定前の行動で高くなったのか判断する必要があります。

余談ですが、最高血圧130mmHg、最低血圧85mmHgを超えると、高血圧症予備軍なので、食事などの日常生活で少しずつ気を付けるようにしましょう。

 

高血圧症の種類

高血圧症には本態性高血圧症二次性高血圧症と大きく2種類に分けられます。

本態性高血圧症は原因がはっきりとせず、約90%の方はこちらになります。はっきりとした原因はないと言われていますが、生活習慣や遺伝などが大きく関わっているものになります。

残り約10%の方は二次性高血圧症といわれ、病気や薬の副作用などで血圧が上がるなど、原因がはっきりとしたものをいいます。

自分がどちらに当てはまるかは自分勝手に決めつけず、お医者さんの診察、相談をして対処していく必要があります。

 

低血圧症

基準としては最高血圧は100mmHg以下だと低血圧症と判断されていますが明確な診断基準は決まっていないようです。

低血圧症では大きな病気の心配はなく、遺伝や生活習慣で引き起こされ、困った症状がなければ特に治療の必要性は無いといわれています。

人によっては、めまい、立ち眩み、朝起きられない、頭痛、動悸、倦怠感、不眠、食欲不振など症状がでることがあり、日常生活に支障が出る場合には対処が必要となります。

 

血圧の差が大きくても小さくてもダメ?

理想は30~50mmHgの範囲が良いとされています。

しかし、その差が60mmHgを超えたり、30mmHg未満では血管への負担が大きくなり動脈硬化の危険性があるので、病院で診てもらう必要があります。

 

自分で気を付けることは?

基本的には、バランスの良い食事を心がけること、塩分の多いものに気を付けること、運動、禁酒、禁煙、ストレス発散などが主になります。

日常生活で気を付けるのも大事ではありますが、病院で定期的な診察や相談したり、お薬でコントロールする事も時には必要かと思います。

 

 

気になる症状がありました、お気軽にご相談ください。^^

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