「土用」という意味

2023.08.24

こんばんは!

東京の荒川区東尾久にある ふくろう針灸院 併設 整体ふくろうです!

今日は「土用」について書いていきます!

 

土用とは

「土用」とは五行思想に基づく季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)で、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間の事を指し、季節の変り目の事を指しています。

日本では「土用の丑の日」として聞きなじみがあるものです。

 

土用は東洋医学の土(脾)

基本的には、五行の考え方で「木・火・土・金・水」を五角形で考えられています。

しかし、食物を消化し、体へ栄養を与えている土(脾)は少し例外的で、土(脾)は、木(肝)、火(心)、金(肺)、水(腎)へ栄養与えています

土(脾≒胃腸)が体全体を栄養し調子にかかわっていることから、季節の変わり目に土(脾≒胃腸)の調子を整えておくと調子を崩しにくくなります。

 

夏の土用に鰻を食べるのは何故?

夏の暑さに対する滋養強壮としてウナギを食すという習慣がありました。ウナギを食べる習慣は江戸時代後期に始まったとされています。

もともとは、丑の日には「う」の付くものを食べるて夏を乗り切るという習慣があり、瓜やうどんなどが食されていた中で、とある偉人が夏に鰻屋さんの鰻が売れるように画策した所、それが鰻屋さんに広まったと言われており、それが「土用の丑の日に鰻」として広まったみたいです。

 

ちょっとした豆知識

土用の丑の日として鰻が食べられていますが、実は晩秋から初冬が鰻の旬です。冬眠をする冬にかけて脂肪を蓄えるため太り脂が乗って美味しいそうです。

また、現代では栄養価の高い食事を取っているため、鰻が夏バテ防止としては意味がないともいわれています。(逆に鰻で、胃腸が疲れてしまう可能性も…)

 

各季節と土用で食べるとよいもの

春 ~いちご、かんきつ類 など、酸味

夏 ~ゴーヤ、ピーマン、苦瓜、夏みかん など苦味

秋 ~胡椒、唐辛子、ニンニク など辛味

冬 ~牡蠣、昆布、味噌、醤油 など塩味

土用 ~キャベツ、イモ、肉、果物 など甘味

 

東洋医学では、春には酸味、夏には苦味、秋には辛味、冬には塩味、土用には甘味のあるものを食べるとよいとされているので、そういったものを意識的にとったり、旬のものを取るのが良いとされています。

 

 

気になる症状がありました、お気軽にご相談ください。^^

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